年金は生涯受給できます
公的年金は一生涯にわたって給付されるため、受給者が亡くなるまで受け取ることができます。
また、受け取れる年金額はそのときの物価などに応じて毎年見直されているため、実質的な価値が保障されています。給付の水準が急激に下がったり、給付が打ち切られることはありません。
年金財政のバランスを確保する仕組み
公的年金の年金額は、原則としてそのときの物価や賃金の上昇率に合わせて見直されます。
ただし、長期的な給付と負担のバランスを確保するため、物価や賃金の上昇率よりも、年金額の伸びを抑える仕組み(マクロ経済スライド)があります。この仕組みが働いているとき、給付水準は下がります。詳しくは、マンガで読む公的年金制度 第7話の「マクロ経済スライドってなに?」をご覧ください。
ご自分の状況が変わったら
すでに公的年金を受給している方でも、以下のような場合には新たな手続きをすることが必要です。
・お引越しをされて住所が変わったとき
※日本年金機構に住民票コードが収録されている方は原則不要です。
・公的年金の受け取り先の金融機関を変えたいとき
・結婚や養子縁組などで氏名が変わったとき
受給者本人の手続きについては、日本年金機構のサイトをご覧ください。
老齢年金を受給している方の手続き(日本年金機構)
また、公的年金を受給している方のご家族も、受給している方が亡くなったときなどに手続きが必要となります。
上記以外の場合でも、公的年金についてご不明な点やご質問がありましたら、お近くの年金事務所か、電話相談窓口にお寄せください。
全国の相談・手続き窓口(日本年金機構)
※インターネットで年金事務所相談窓口の混雑予測を確認できます。
お電話でのご相談は多くの方から寄せられるため、混雑してつながりにくいことがあります。あらかじめ混雑予測をご確認のうえ、できるだけ空いている日をお選びください。